髪の毛の構造とパサツキの原因
こんにちは!ラランジェ美容室です。
今回は
「髪の毛の構造」と
「パサツキの原因」について
お話しいたします。
なぜ「髪の毛の構造」を
知って欲しいかというと、
お悩みの原因が
分かるからです。
原因がわかると、
「より効果的なケア」が
できるようになります。
髪のボリュームが気になるのに、
髪のツヤを出す成分が入った
コンディショナーを使ったら
効果はうすいですよね。
ですから、まずは髪の毛の構造について
理解を深めていただき
”原因に対して、適切なヘアケア”を
していただければと思います!
———–
まず、髪の毛の構造を
簡単に理解するために、
お寿司の「かんぴょう巻き」
をイメージして下さい
(かっぱ巻きでもいいんですが笑)
髪の毛の構造は
かんぴょう巻きと似ていて、
外側から
①キューティクル(海苔の部分)
②コルテックス(ご飯の部分)
③CMC(ご飯とご飯の間)
④メデュラ(かんぴょうの部分)
となっております。
この4つの構造部分の
役割を知ることで
髪の悩みの原因が
分かりますよ!
ー①キューティクル(海苔の部分)
キューティクルは髪の外側を
覆っている部分です。
特徴は3つ。
・熱や摩擦から髪を守る
・水分や成分の流出を防ぐ
・ツヤを出す
ですから、
キューティクルが剥がれたり、
傷ついてしまうと、
髪を熱から守れず
硬くなったり、
髪の水分を保湿できず
パサついたり、
髪に当たった光の反射が
バラバラになって
ツヤが無くなるんです。。。
ー②コルテックス(ごはんの部分)
髪の毛のほとんどが
このコルテックスです。
特徴は2つ。
・主にタンパク質からできている
・パーマ剤やカラー剤が作用する所
ですから、
熱を加えすぎると
コルテックスが硬くなって
ゴワついたり
パーマ剤やカラー剤を使いすぎると
コルテックスに穴が空いて
ハリが無くなったりするんです。。。
ー③CMC(ご飯とご飯の間)
CMCはコルテックス同士の
”接着剤”みたいなものです。
(キューティクル同士の接着剤でもあります)
特徴は2つ。
・水分や薬剤の通り道
・保湿
ヘアカラー剤やパーマ液などは
このCMCを通って
髪の毛に成分を浸透させています。
ですから、
CMCが壊れてしまうと、
カラー剤が抜けやすくなって
色持ちが悪くなったり、
水分を保持できなくなって
パサついたりするんです。。。
ー④メデュラ(かんぴょう)
メデュラは、人によって
あったりなかったりするので、
「役割は謎」です。
ですので、
あまり気にしなくていいですよ。
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以上、髪の毛の構造でした!
簡単におさらいしますね。
①キューティクル(海苔の部分)
・髪を守る
・ツヤ・色落ち・保湿に影響する
②コルテックス(ごはんの部分)
・髪の主成分
・硬さ・ハリに影響する
③CMC(ご飯とご飯の間)
・成分の通り道
・色落ち・保湿に影響する
④メデュラ(かんぴょうの部分)
・謎
何となくでもいいので
髪の構造は、
外側・中身・成分の通り道で
できているんだなーと
理解していただけたら嬉しいです。
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では、この中で、
髪のパサツキの原因は
何なのかというと、
キューティクルと
CMCです。
キューティクルは、
髪内部の栄養分・水分を
外に逃さない
「壁」のような役割があります。
ですから、
キューティクルが傷ついたり
剥がれたりすると
水分が逃げ出して
潤いが無くなり
パサパサした髪になるのです。
CMCは成分や水分の通る
「道」のような役割です。
ですから
CMCが壊れたり、変形したりすると
水分を上手く保持できなくなって
そのまま流れ出てしまうのです。
以上、これらが
髪のパサツキの原因でした。
簡単にまとめると
===
髪の毛の「外側の壁」と
「内側の道」が壊れたら、
水分が流れ出るから髪がパサつく
===
です。
キューティクルは水分を守る壁
CMCは水分の通り道。
とおぼえていただければと思います。
何だか水道管みたいですね。
原因がわかれば
あとは対策をするだけです!
シャンプーやトリートメントを選ぶ時、
髪の外側に有効な成分なのか
髪の内側に有効な成分なのか
を考えればいいですね。
スタイリストに相談するときも
キューティクル(外側)の
ダメージが大きいのか
CMC(内側)の
ダメージが大きいのか
などを理解していると、
アドバイスをより深く
実践することもできますよね。
ぜひ、ご自身の髪の毛の状態の
原因を知って
髪の毛に優しい、
適切なケアをしてあげてくださいね。
ありがとうございました!